温和な性質と愛らしい姿が人気を呼んでいる小動物。
室内飼いができ飼いやすいのが特徴ですが、その性質を知ったうえで
終生世話ができるかどうかを判断してから飼うようにしましょう。
小さくても、かけがえのない一つの命なのです。

 
・うさぎ     
・鳥類      
 
 
プレーリードッグ
一般的にプレーリードッグとはオグロプレーリードッグをさしますが、 
専門的に扱っていない一般のペットショップで「ミニプレーリードッグ」
として呼ばれているのは“ヨーロッパハタリス”が多く、その他にも 
“ジリス”
を指している事が多いようです。        
      
 
【平均寿命】

 飼育下では約12年。大人になるには約2年かかります。
 
【快適温度】
 20.5度〜22度(温度変化が少ないと、より快適です)
 昼行性で、冬には冬眠はしませんが、眠っていることが多くなります。(特に5度以下になると)
 
【食性・食べ物】
 限りなく草食に近い雑食性です。
 食べ物は干し草、野菜、野草(たんぽぽの葉・ハコベ・クローバー・ノコギリソウなど)
 草食動物用(うさぎ・モルモット)のペレット
 種子類(ヒマワリやピーナッツはカロリーが高いので、与えすぎに注意!)
 理想的にはプレーリードッグ用ペレットを主に与えるのが良いのですが、市販されているものでは
 うさぎ・モルモット用ペレットが扱いやすいでしょう。
 与えてはいけないものは、じゃがいもの芽や皮、生の豆、ネギ類です。
 水は給水ボトルを使うのが一番きれいです。
 食餌入れは、ひっくり返さないような物にいれてあげて下さい。
 
【ケージ】
 理想的にはトンネルが掘れるような深い水槽が良いですが、一般的にはウサギ用や犬・猫のケージが
 よいでしょう。
 
【性質】
 秋から発情期に入りますが、メスは多少機嫌が悪くなる位ですが、オスは大変攻撃性が強くなるので
 注意が必要です。(飛びかかってくる事もあります)
 
【病気】

 『肥満』
 タンパク質や脂肪が多い食餌(ドッグフード・ヒマワリ)により、なります。
 “ぽちゃ”っとして可愛いかもしれませんが、体のあちこちに大変な病気を引き起こす原因になります。
 

 『落下事故』
 骨折などを含め、外傷が大変多いので注意してください。
 特に背骨が折れたりしますと、治療することが出来なかったりしますので、十二分に注意してください。
 

 『下痢』
 特に若い個体に多く、原因には細菌やお腹の寄生虫などが一般的です。
 
 
うさぎ
基本的にネザーランドドワーフなどの小型種の方が気が強く神経質であり、大型種の方が温和で大人しい印象があります。
 
うさぎの診察の中で最も多い事柄として
“不正咬合”があげられます。
うさぎの歯は常生歯(一生歯が伸び続ける)です。
何らかの原因(事故による歯の破損、遺伝的、歯が摩耗しない餌の給餌)で歯の摩耗回数が減り、切歯(前歯)あるいは臼歯(奥歯)の正確な咬合ができなくなった状態をいいます。切歯の不正咬合は特に症状を示すことは少ないですが、臼歯(奥歯)の不正咬合は、食欲不振、流涎(よだれ)、下痢などを示し、生命にかかわってくることもあります。
治療法としては、歯を摩耗させる餌の給餌(干し草など)を常食させることです。
他に、うさぎは骨質が薄くて骨折しやすく、特に脊髄の骨折や脱臼を起こしやすいので、抱っこする時には必ず腰を支えてあげて下さい。
 
現在のところ、うさぎ用のワクチンはありません。
普段と比べて少しでもおかしいなと感じる事があれば、なるべく早く診察を受けられることをお薦めします。

 
 
【平均寿命】
 一般的には6〜8歳(10歳のうさぎも珍しくないですヨ!)
 
【オスとメス】
 生後3ヶ月以下では見分けるのは困難!3ヶ月を過ぎると、オスでは睾丸が陰嚢に降りてきます。
 
【交尾排卵】
 交尾刺激により排卵が起こり、高率で妊娠が成立します。
 妊娠期間はおよそ30日〜32日で、赤ちゃんが誕生。授乳は一日一回くらいで、あまり子育てしていない
 ようにも見えます。
新生児の開眼は生後10日くらいで、この頃から歯も生えてきて噛みはじめます。
 4〜6週目くらいで離乳しますが、里子に出すのは8週齢以降が安心です。
(それ以前では致死的な下痢を起こす場合があるので、おすすめできません。)
 
【快適温度】
 暑さに弱く、寒さに強い
 30度以上の温度では熱射病になり易いので、注意が必要です。
 湿度にも弱いので、梅雨時期には風通しをよくするなど、気配りしてあげて下さい。
 ●屋外飼育:夏・・・日射しの避けられる風通しのよい場所を
       冬・・・日当たりがよく、冷たい風が吹き込まない場所を
 ●室内飼育:人間にとっても快適な温度で。
 
【食糞】
 自分の糞(軟糞)を肛門から直接口に移して食べる行動が見られますが、異常ではありません。
 *
軟糞・・・盲腸内で発酵、タンパク質・ビタミンが豊富に含まれています。
 
 
ハムスター
まず、ハムスターは小さい生き物ですので、愛情を持って接していただきたい
ということと、最後まで面倒をみることができるかどうか、また、習性や体の
しくみをよく勉強してから飼うようにして下さい。

 
 
【平均寿命】
  約2年
 
【交配時期と妊娠期間】
 生後2ヶ月〜半年までの交配が望ましく、妊娠成立後、およそ15〜16日で
 平均9頭の赤ちゃんを出産します。
 
【性格】
 用心深く臆病で、テリトリーを作るという特徴があります。
 食餌を頬袋に詰め込み、自分の小屋に溜め込みます。
 
【快適温度】
 20度〜22度がハムスターの快適温度です。
 暑さ・寒さに弱く、4度以下になると冬眠します。
 
【食べさせてはいけないもの】
 チョコレート、ネギ類、ウメ、チューリップ、ポトス、つつじ等
 
【かかりやすい病気】

 下痢・皮膚病・外傷・腫瘍
 ・下痢の原因としては、細菌・アメーバー・ウィルス・寄生虫といろいろありますが、特に幼い時期の下痢は
  命にかかわりますので、すぐに病院に行かれることが重要です。
 
 ・皮膚病の原因としては、細菌・真菌.ダニ等の寄生虫、アレルギー等があります。
  日頃の衛生管理、食餌、床材等には注意しましょう。
 
 ・外傷の原因としてはケンカ、ケージで肢をはさんで骨折、回し車で肢をはさんで骨折などです。
 (小さいハムスターさんは、大変気が強くよっぽど相性がよくない限り、同居は難しいと思います。)
 
 ・腫瘍は見つけた時のサイズをよく観察し、大きくなるようなら早めに診察を受けさせてあげて下さい。
 

鳥 類
まず、どんな種類の鳥でも、人によく慣れていても、本能的に病気を隠そうとします。
つまり、人の気配に気付くと元気なふりをするのです。ですから、何か異常があることに気付いた時には病状が悪く、かなり進行しており予後不良である場合も少なくありません。食餌も食べているようで、実際には殻をむいているだけだったり、細かく砕いているだけの時もあります。
以下のような状態に気付いたら、早めに診察を受けることをおすすめします。

 
 ●便の数が減っている ●便の色、形がいつもと違う ●羽を膨らませている ●目をつぶってジッとしている
 ●片足を上げている ●顔の周りが濡れている(嘔吐の可能性あり) 
 また羽に覆われているため、太ったか痩せたかわかりにくいので、1g単位で測定できる計り(特にデジタル式)
 があると便利です。
 
 
【平均寿命】
 セキセイインコ、文鳥、カナリヤ、ラブバード等・・・ 7〜10年
 オカメインコ、ダルマインコ等 ・・・・・・・・・・・15〜20年
 オーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50〜80年
 
 
【かかりやすい病気】
 『栄養性脚弱』
 雛の頃からあわ玉やムキエサだけ与えられて育つと、カルシウム・ビタミン・ミネラルが不足し、
 脚に力がはいらず片足をあげていたり、止まり木に止まれなくなります。初期の段階であれば治りますので、
 早めの診察を。
 
 『卵秘(卵塞)』
 雌で1年に何回も卵を産む鳥に多いです。
 発情期や卵秘の時は糞が巨大化します。体力があれば、なるべく自力で産ませた方がいいのでペット用ヒーターや
 エアコン等で気温を38度くらいまで温かくしてあげると産めることもあります。ただし、軟卵だったりすると、
 まず自力では産めないので、どちらにせよ診察を受けておいた方がよいでしょう。
 
 『嘔吐・下痢』
 寄生虫・細菌・真菌の感染や肝疾患等が疑われます。
 便検査、そのう液の検査がまず必要でしょう。
 

フェレット

写真提供:マリン
 
 
 
フェレットは人気ですが、気を付けてほしい点をいくつか挙げてみました。
 
●噛癖がある子がいる為、小さいお子さまが触る場合、気を付けてあげてください。
●フェレットは狩猟能力が高いので、小さい動物(ハムスター・ウサギ・モルモット・小鳥)などは、気を付けて同居しないと襲います。
鋭い歯をしているので、襲われると命を落とす場合もあります。
●遊び好きで、色んなもの(じゅうたん・新聞紙・おもちゃ)をかじって飲み込み、胃腸のトラブルが多いので、危険なものは手の届かないところへ置いておくなど注意しましょう。
●食事はフェレット専用の物を与えるようにして下さい。
特に人間のスナック菓子などを与えると消化しきれなくなり、胃腸のトラブルのもとです。
 
フェレット専用 無添加フードはマリンで販売しています。
マリンは種類豊富な小動物を多数扱う、専門ショップです。
多頭飼いするには楽しさ倍増ですし、いいと思いますが、時間がない方などはしんどいと思います。 フェレットは、甘えんぼうで遊び好きなので、ストレスをためないようにしてあげましょう。
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