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榎忠氏の過去の作品の一部をここに紹介!

2000年10月29日から神戸・元町間でユニークな個展を開催する驚異の造形作家榎忠氏
30数年にわたる創作活動の全ては、とてもこのページ内で紹介し切れません。
ごく一部を、ご紹介します。

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榎氏

gun profile gun

1944 香川県善通寺に生れる
1965 二紀展に出店以降活発的に作家活動を始める

ハンガリ 1977 個展 EVERYDAY LIFE MULTI展(神戸自宅)     
第6回ドクメンタ展 
フェイスワークイベント(ドイツ・カッセル)
ハンガリ(半刈)でハンガリー国に行く (ブタペスト・デブレッツェン)
※近所の人の理解を得て、自宅周りの環境全てを会場に開催した展覧会。左半身を半刈にして1年生活した後一端丸坊主にして、2度目は4年半かけて伸ばした体毛を右半身半刈にした。この風貌での各国入国は困難を極めた。

マダム 1979

アート・ナウLSDF(大砲)
(兵庫近代美術館)

個展BAR ROZE CHUパフォーマンス(神戸・東門)
※シーソー式になった椅子(1人が立つと反対側の人がこける)が
あり、悪酔いするローズウイスキーを振る舞うバー。自ら女装してBarのマダムに徹した榎氏。


ポートピア81 1981 ポートピア81(神戸)
スペースロブスターP'81出品(テーマ館)
※機関車、戦車、潜水艦が一体化した重さ数十トンの超巨大マシン。パーツは、工場や廃棄物処理場など、あらゆる所から運び出し集めながら制作を進めていく。予算は大幅にオーバーしたが後は実費。日中は会社に勤め、収入の全てを作品に注ぎ込む。榎氏の半端では終わらない凄まじい制作意欲に圧巻だ。

繁殖 1985 個展2・3・7・8・TCDD・PROPAGATION展
(喫茶スズヤ・神戸)
※『2・3・7・8・TCDD』=猛毒性の薬物“ダイオキシン”・
『PROPAGATION』=“繁殖”と名付けられて展覧会。廃業した解体前の喫茶店が会場である。榎氏にとって作品を最大限に表現するには場所の選択が重要な鍵であるため、この場所を探すだけで実に5年かかったという。この作品を見ていると『今自分が立っているこの地面 の下にはすでにこのような怪物が潜んでいるのではないだろうか・・・?』という不安に駆られる。と言うよりも、すでに目に見えない形で、我々の生活や現代人の心の中に侵略しているように思えてならない。

AMAMAMA 1986 モニュメント AMAMAMA
(尼崎市スポーツセンター)
※長さ25m、重さ25トンの超巨大生物。過去の作品は期間が終わるとすべて取り壊してしまうため、見ることができない。その中で、唯一現在でも残されている貴重な作品。私が実物を見ることが出来たのはこの作品が初めてだった。この1作品をみると過去の仕事のスケールを感じる。子供達は、怖がる様子もなくはしゃぎ回っている。滑らないよう、靴下を脱いで中に入り駆け上がる子もいた。

薬莢 1992 個展・薬莢・ギャラリーミウラ(神戸)
※米軍の沖縄キャンプに集められた薬莢100万発。
榎氏のmessage- この薬莢は確実に人間が使用したものです。工業的かつ、機能的な形体は有機物のごとく人間の身体深くを怪しく挑発しつづけます。この薬莢と遭遇した時、私は作品にするしかなかった。
※以上プロフィールより抜粋


コメント 過去の作品集を見ると、予想もできない発想とスケールの大きさに、ただただ圧倒される。彼の描くテーマは奇抜であり、見る者の心を鷲掴みにする・・・。これらに共通 して言えることは、“我ら人間が造り上げたものによって、人間自身が滅ぼされていくことの危機、恐ろしさ”を切実に訴えていることである。 以前は油絵を描いていたこともあるという榎さんは、いつしか絵筆を投げ出し独自の世界に没頭した。


メッセージ 現在までの作品について榎さんはこう語る・・・。 「私は、ただ色彩 や形を見て視覚的に美しいと感じるものを造りたくはない。私が作品で表現したいことは、目の前にした時に全身で感じる美しさ。見る人の本能を研ぎ澄ますものであること。」私にとってこの言葉は、新鮮で衝撃的だった。私は未だかつてそのような作品に出会ったことがない。しかし、榎氏の作品集を見たとき、確かに美しいと感じた。そう語った榎氏の澄みきってエネルギーに満ちた瞳を、私は忘れることが出来ない。


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